【初心者必見!一眼レフカメラ道場】背景をぼかすための4つの方法
セブンシックスの北斗です。
オート撮影からの脱却に向けて、Aモード(Avモード)で撮影した時に感じるこんな疑問や不便さについて解説をしています。
- 右端、または左端にピントを合わせたいけどできない。
- フラッシュを使いたいけど、出てこない。
- レンズを回してズームすると、勝手にF値が上昇する。
- 勝手にシャッタースピードが遅くなって困る。
- 写真がブレブレで全然うまく撮れない。
- 被写体(撮りたい人物やモノ)が暗くなって、何回やってもダメ。
- 背景が全然ボケない。
- 撮った写真によって、青っぽかったり、黄色っぽかったりして謎すぎる。
- 水平に撮ったつもりが、写真をみるとなんか斜めってる。
- もうめんどいので、Aモードは諦めます…
さて第6回では、
「7.背景が全然ボケない。」
について解説していきます。
さぁ、今回もパワー全開でいきます!
一眼レフカメラ道場 記事一覧
第1回 オート撮影からの脱却
第2回 オートフォーカスを使いこなす
第3回 F値とは
第4回 シャッタースピード・露出・ISO感度とは
第5回 露出補正・測光モードとは
第6回 背景をぼかすための4つの方法
第7回 ホワイトバランスとは
第8回 正しい構え方と水平・垂直
第9回 必須のカメラアクセサリーとは
第10回 料理を美味しそうに撮る方法
第11回 親指AFで動き回る被写体をバッチリとらえる!
第12回 カメラ×Wi-Fiはこんなにも素晴らしい!
番外編 初心者におすすめしたい一眼レフカメラの選び方
第13回 5分でわかる!RAWとJPEGの違い、RAWのメリットデメリット
目次
背景が全然ボケない。
せっかく一眼レフカメラを使うんですから、背景がボケた写真を撮りたいですよね。
でも、子供の運動会の写真や、友達との旅行の写真を見返してみたら全然背景がボケてない、なんてことはありませんか?
難しい話は抜きにして、背景をボカすための撮影方法を説明していくので、ぜひ今日から試してみてください。
背景がボケた写真を撮るための4つの方法をご紹介します。
F値を小さくすることで背景をボカす
F10で撮影
F4で撮影
絞り値(F値)を小さくして撮影すれば、背景をボカすことができます。
Aモード(Avモード)を使っている皆さんにとっては当たり前ですね。
被写体に近寄ることで背景をボカす
撮影者自身が、被写体に近寄って撮影すると背景がボケます。
撮影シーンにもよりますが、近寄ることができる場合に有効です。
望遠(ズーム)で撮影することで背景をボカす
F4 28mmで撮影
F4 120mmで撮影
撮影者に近づくことができない場合、望遠(ズーム)で撮影することで、背景をボカすことができます。
人物撮影や、小物の撮影の時にとても使える方法です。
被写体と背景との距離をあけることで背景をボカす
被写体のすぐ後ろに、壁があったり、建物があったりすると背景はボケません。
被写体と背景に写るものとの距離が重要です。
奥に向かってのびる道路や、奥に向かって流れる川などが背景にあると、すごくいい感じのボケ感を得ることができます。
(番外編)単焦点レンズって何?
一眼レフカメラを手にすると、だんだん気になってくるのが単焦点レンズです。
単焦点レンズにはこんな特徴があります。
- すごく明るい。
- 描写力、ボケ感が良い。
- ズーム機能が無い。
とにかく明るいレンズだというのが大きな特徴です。
レンズキットのレンズは、一番小さいF値が3.5とか5.6とかだと思いますが、単焦点レンズのF値は1.4とか1.8です。
圧倒的に明るいレンズなので、暗い場所での撮影にも役立ちます。
その上、背景ボケが綺麗な写真が撮れます。
しかしズーム機能が無いので、被写体を大きく写したい時は近寄って撮らなければなりません。
ただ個人的には、必要性を強く感じない限り、新しいカメラ機材は買わないようおすすめしています。
カメラ機材をすぐ買うことは、カメラ上達の妨げになりかねません。
単焦点レンズを使うことこそが上達の近道だと言う方もいますが、まずは今あるズームレンズをもっともっと楽しんで、その特性をちゃんと理解することが先だと思っています。
まとめ
背景をボカして撮るための4つのポイントです。
- F値を小さくして撮影する。
- 被写体に近寄って撮影する。
- 望遠(ズーム)で撮影する。
- 被写体と背景との距離をあけて撮影する。
これであなたも背景ボケの写真が撮れます!
きちんと覚えて、撮影シーンに合わせて使い分けましょう!
さて、次回は、
「8.撮った写真によって、青っぽかったり、黄色っぽかったりして謎すぎる。」
について説明していきます。
次回もぜひご覧ください!!
一眼レフカメラ道場 記事一覧
第1回 オート撮影からの脱却
第2回 オートフォーカスを使いこなす
第3回 F値とは
第4回 シャッタースピード・露出・ISO感度とは
第5回 露出補正・測光モードとは
第6回 背景をぼかすための4つの方法
第7回 ホワイトバランスとは
第8回 正しい構え方と水平・垂直
第9回 必須のカメラアクセサリーとは
第10回 料理を美味しそうに撮る方法
第11回 親指AFで動き回る被写体をバッチリとらえる!
第12回 カメラ×Wi-Fiはこんなにも素晴らしい!
番外編 初心者におすすめしたい一眼レフカメラの選び方
第13回 5分でわかる!RAWとJPEGの違い、RAWのメリットデメリット