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6つのピースで成功するホームページを考える

前田 大地

こんにちは、セブンシックスのダイチです。

成功するホームページに必要なものは何だと思いますか?

私は、この業界に入って10年目です。これまで、インターネットや書籍による独学と、実戦で得た経験をもとにホームページを制作してきました。そして、セブンシックスを立ち上げて2年。幸いなことに、セブンシックスが制作したホームページは、どれも一定の成果を上げることに成功しています。

私は、これまで試行錯誤してきたホームページ制作の捉え方を、ひとつの概念としてまとめられないか、ずっと模索していました。まだ、100%完成とは言えませんが、セブンシックス流、ホームページを6つのピースで考えるモデルをシェアしたいと思います。

ホームページを6つのピースで考える

成功するホームページに必要なものは何か?私は、それらをできるだけシンプルに思考するため、6つのピースによって表すことにしました。

  • 6つのピースは、どれが欠けてもいけません。
  • ひとつひとつのピースを研ぎ澄ますことで、成果を高めます。

それでは早速、個々のピースを紹介していきましょう。

strategy
狙う

狙う。照準を合わせる。

サーカー選手はゴールに向かってシュートを放ちます。あえてゴールの反対側にボールを蹴ることもあるでしょう。しかしそれも、最終的にゴールを決めるための行為です。

ホームページにも、狙いが必要です。何のためにホームページを作るのか。誰に向けて情報を発信するのか。ホームページにどんな役割を担わせたいのか。狙いがあれば、そのためにどうするか?という視点からホームページを考えられるようになります。

ホームページを成功させるには、第一に「狙い」が欠かせません。

contents
与える

ユーザーは、何かを得るためにホームページへアクセスします。ですから、ホームページには、ユーザーに与えられるモノがなくてはなりません。そこから何も得られないホームページがあったとして、あなたはそれを見るでしょうか?おそらく永遠に見ることはないでしょう。

ユーザーが必要としているものは何か。自分たちの商品やサービスは、どんなユーザーの問題を解決できるのか。ユーザーはどんなホームページに価値を感じるのか。

ホームページを成功させるには、「与える」ためのコンテンツが欠かせません。

access
集める

どんなに良いコンテンツが提供できていても、それが誰にも届かなければ意味がありません。それは、時間とお金をかけて作ったダイレクトメールを、誰にも送らないのと同じです。

ホームページは、公開すれば自動的に集客してくれるでしょうか?それは、時と場合によります。オーガニック検索をメインとするなら、狙うべきキーワードで、集客が見込めるかを事前に予測しておいたほうが安心でしょう。広告やSNSでの集客が向いていることもあれば、現実世界からの働きかけのほうが効率良く集客できることもあるかもしれません。

ホームページを成功させるには、ユーザーを「集める」手段が欠かせません。

conversion
得る

ビジネスでホームページを持つ理由は、利益を高めるためです。利益を高める方程式は、売上を増やすか、コストを減らすかです。ですから、企業側は、ユーザーに「問い合わせ」「資料請求」「来店」「カスタマーサポート」などの利益につながるアクションを期待します。

企業は、ホームページから何を得たいのかを明確にし、ホームページから得たものを利益に変える流れを作る必要があります。最終的に利益にならないものを得たところで、何のメリットもありません。

ホームページを成功させるには、利益につながる何かを「得る」ことが欠かせません。

design
伝える

人は人を見た目で判断します。金髪だからヤンチャっぽい、リーゼントだからロカビリー好きっぽい、長髪だからヤムチャっぽい。もちろん、人によって多少認識は異なりますが、当の本人も、周囲に与える印象を自ら操作しています。

デザインも、同じです。ホームページは、ほとんどが文字と画像でできています。それらを、狙った意図で相手に伝えるために、デザインの力を使います。信頼感、安心感、お得感、のような情緒的なもの。見やすさ、読みやすさ、使いやすさ、のような機能的なもの。これらはデザインによって操作されます。

ホームページを成功させるには、「伝える」デザインが欠かせません。

technology
実現する

例えば、ドラゴンボールを読んでいて、ふと気に入った髪型があったとします。ハサミを買ってきても、自分では、どういうふうに切ればその髪型が作れるかが分かりません。しかし、美容室へ行けば、同じような髪型にカットしてもらえるでしょう(ただし、都では長髪はダサいので気を付けてください)。

ホームページも、同じです。最終的に「ホームページ」のカタチに構築するには、知識と技術が必要です。ホームページは、HTMLという言語をベースに、様々な技術を組み合わせて作られます。これらの精度は、アクセシビリティやファンダビリティなど多くの要素に直結します。

ホームページを成功させるには、「実現する」ための技術が欠かせません。

まだ未完成ですが

ホームページの捉え方や作り方は、人によりけり千差万別です。もっと良い考え方もたくさんあると思います。私のこの考え方も、まだまだ発展途上ですが、独自の経験に基づいた手法でホームページを制作していくことが、無数にあるホームページ制作会社の中での、セブンシックスの存在価値につながると考えています。

日々修行。これからも試行錯誤しながら、より良いホームページ制作を目指したいと思います!

Web Designer / Developer

前田 大地

沼津高専中退。デザイン会社、システム開発会社を経てセブンシックスを設立。マーケティング、デザイン、テクノロジーに精通するオールラウンダーとして、県内の中小企業に向けた戦略型ホームページ制作を開始。一方で、都内の広告代理店からの要請で大企業案件にも多数参加。企業が本当に必要とするホームページ制作とは何か、を日々探求している。

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