アクセルを踏み込む
前田 大地
仕事の打ち合わせで愛知県へ。都内にはたまに行くのですが、名古屋方面は初めてです。新東名をはしりながら、ひとりカラオケ(アカペラ)で内なる闘志を呼び覚ましていると、1台の乗用車が150キロ近いスピードで走り抜けていきました。スポーツカーや高級車ではなく、一般的な乗用車です。
「ああ、これって人間と同じだな」と思いました。持っている能力よりも、「どれだけアクセルを踏み込めるか」で優劣が決まる。もちろん、お互いアクセルを踏み込めば能力の高いほうが勝ちますが、大人になればなるほどアクセルを踏み込むことができなくなる。・・・って、上手くまとめようと思いましたが、スピード違反はれっきとした犯罪です。